独学で簿記を勉強する人のためのブログ

知識への投資は常に最高の利息がついてくる

忙しい社会人がまずFP3級を取るべき7つの理由

毎度ありがとうございます。床の間 天です。

 突然ですが、FP3級は忙しい社会人にはマジでおススメの資格です!!!

FP3級は僕が資格の勉強を始めて、一番最初に取得した資格です。

僕は、金融も会計も全く関係ない自動車部品の設計を生業としていますが、激務の中でも、FP3級取得からコツコツと学習を重ね、現在は、第一目標の簿記2級を取得することができました!

振り返ってみて、自分の取りたい資格を目指す上で、まずFP3級から学習を始めて大正解だったと思います。

本日は、「資格取得でスキルアップを図りたい!!」、「しかし!!、忙し過ぎてそんな時間ねーよ!!」、と考えているそこのあなたに、資格取得の背中を押す情報をお届けできれば幸いです。

 

 

忙しい社会人がまずFP3級を取るべき7つの理由

1 習慣化できる

習慣化、これ、とっっっても重要です。

資格初学者が最初に身に付けるべきことは、学習の習慣化です。

簿記2級程度の難易度であれば学習習慣の有無が明暗を分けますし、難関資格となれば、学習習慣は身に付いていて当たり前の世界です。

FP3級の場合

FP3級は難易度は易しい部類ですが、かといって、金融関係者や短期記憶に優れている、等のアドバンテージがない限り、資格初学者が一夜~三夜漬けくらいでどうにかできる資格ではありません。

だからこそ学習習慣化の足掛かりに最適なのです。

毎日30分でも、少しづつ継続して学習を進めることができれば、3~4ヶ月もあれば合格圏内に入ってきます。

習慣化の難しさ

0を1にするのはとても大変なことです。

1日は24時間しかないので、資格学習の時間を新たに設ければ、当然、他の何かの時間を割く必要があります。

ここが、資格初学者の最も難しいところと思います。

習慣化のコツは別の機会にお伝えできれば、と思いますが、資格学習の習慣化さえできれば、FP3級はもちろん、難関資格も視野に入ってきます。

 

2 自信がつく

FP3級といえども、テキストだけで400ページくらいはあります。

それに加えて、過去問や問題集も解こうと思えば、相当なボリュームをこなす必要があります。

僕も最初はボリュームの多さに圧倒されましたが、合格した時には、「忙しい中でこのボリュームをこなした!!」、という達成感でいっぱいでした。

難易度が易しいどうこうではなく、忙しい中で相当なボリュームの学習をこなしたという、やり切った感、達成感は何にも代えがたい貴重な糧になります。

 

3 難易度が易しい

FP3級は資格の中では難易度は易しい部類に入ります。

なので、忙しい社会人でも取り組みやすい資格です。

同じく人気資格に簿記3級がありますが、同じ3級でも難易度は全く違います。

個人的な感想ですが、資格初学者がいきなり簿記3級から始めるのはハードルが高いと思います。

経理担当者や会計関係者ならまだしも、全く簿記や会計に馴染みのない方には、簿記3級は少し難易度が高い資格です。

まずFP3級で学習習慣や、自信を付けてから挑戦することをオススメします。

 

4 資産管理の基礎知識が身につく

 FPは2級でも3級でも試験範囲は一緒です。

2021年3月29日現在で試験範囲はざっくり下記の通りです。

・ライフプランニング

・保険

・資産運用

・税

・不動産

・相続、贈与

健康保険や年金保険、確定拠出年金日経平均株価やNISA、投資信託所得税に確定申告、固定資産税、相続税など、言葉は知っているけど、どんな仕組みなのか、それに関連するワードやその仕組みが体系的に理解できるようになります。

 

よく、「お金を増やしたい!」、「お金を増やすといえば株式投資だ!」と考えて結局損してしまう方がいます。

失敗するリスクを減らしながら、お金を増やしたいのであれば、資産運用から「資産管理」へともう少し視野を広げる必要があると思います。

自分のお金を増やす方法は株式投資だけではありません。

・公的な社会保険を知って、国からお金をもらう。

・民間保険に詳しくなって、自分に本当に必要な保障を整理し、最適化する。

・所得控除を上手く使って所得税を減らす。

・先々のことを考えて、相続税対策をしておく。

など、書けばキリがありません。

 

株式投資は確かに魅力的な資産運用方法ですが、人それぞれ合う合わない、向き不向きがあると思います。

FPを学習する過程で、もちろん株式投資に興味を持てば、株式投資をさらに勉強すればいいですし、「税金おもしろ!」とか、「不動産て深いなぁ」と思えば、さらに税金や不動産の学習を深く進めればいいのです。

 

大事なのは、資産管理の基礎知識をまず体系的に身に付けてから、自分に合った管理方法を見つけ、それを伸ばしていくことです。

 

5 学習環境が整っている

文理系で学問を分けるのはあまり好きではないですが、文系分野は学習環境が比較的整っていると思います。

特に語学、法学、経済学は日常生活での需要が多いことから、人気資格や検定が多く、また人気なので資格スクールがこぞって良質な参考書やオンライン講義などを販売しています。

資格や検定が十分に整備されており、それに付随して良質な教材がたくさん出回っている・・・、ほかに必要なのは、あなたの少しのやる気だけです。

あなたの少しのやる気さえあれば、知識やスキルは後から勝手についてきます。

 

6 期限が決まっている

FPと同じく人気資格の日商簿記ですが、2020年12月からネット試験が導入されました。

(簿記2級ネット試験の感想と注意点をコチラでまとめています。)

 ネット試験が導入されたことで日商簿記2級、3級はいつでも受験できるようになりましたが、それはつまり、いつまでも受けないという選択もできるということを意味しています。

相当モチベーションが高くない限り、資格初学者は試験日が定められている資格から取り組むべきです。

というのも、忙しい社会人は、何の資格を学習する場合でも、何を、いつまでに、どれくらい進めるためには、毎日どれくらいの学習時間が必要か、という、逆算で計画を立てる能力が必須だからです。

この能力を培うためには、そもそも期限が決まっている必要があります。

その点、FPは「2021年3月現在」では、まだ試験日が定められている試験です。

 

しかしながらコロナウイルスが中々収束しない中で、日商簿記がネット試験を導入したことを考えると、FPもネット試験に移行する可能性は十分にあり得ます。

学習リズムを早く確立するためにも、FPがネット試験に移行する前に、早めに受験して、合格してしまうことをオススメします!!

 

7 自己投資のハードルが下がる

「Life Shift」という本が有名になりましたが、その中でこんな内容のことが記載されています。

今後は技術革新が益々進み、既存の知識や技術はすぐに新しいものに取って替えられる。そのため、今後は、何歳になっても知識やスキルを常にアップデートし続けていくことが求められる。

 

経団連会長は「今後は終身雇用は難しい。」と述べています。

では、どのような人材が生き残れるのか、を考えたときに、やはり"将来必要になる知識、スキルを先読みし、自分でアップデートできる力を持っている人材" ではないか、と思います。

賛否両論あると思いますが、今後は、勤続年数や過去の経歴はあまり重要視されず、「今自分に何が足りていないと思っていて(自己分析力)、それを補うために何をしていますか?(自己投資力)」が問われる時代になっていくと思います。

 

そんな中で、FPなり何なりを上手く利用して、今から自己投資力を磨いておくことが、今後、大きなアドバンテージになることは間違いないと思います。

 

さいごに

もし、大変ありがたいことにこの記事を読んでくださった方がいらっしゃれば、今すぐFP3級(でなくとも)の試験を申し込みましょう!

まずは行動しなければ何も変わりません!

 

そして、これから到来する時代の荒波で、一緒にサーフィンできることを楽しみにしています!

 

あなたの努力が実ることを陰ながら応援しています。

最後までご閲覧いただきありがとうございます。

 

 

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