【工業簿記編】全経上級の過去問対策を効率よく進めるために
こんにちは、床の間 天です。
全経上級の対策として、過去問を、これでもかー!、というぐらい何周も(10周)解きまくり、試験に挑みました。
結果として、過去問対策が役に立った設問と役に立たなかった設問があります。
これからみなさんが効率よく過去問対策と傾向把握をしていくにあたり、この記事を参考にいただければと思います。
[留意点]
本記事では全経上級第185回~205回の過去問をベースに紹介します。
出題傾向については突如変更されることがある旨、ご留意ください。
今回は工業簿記について紹介していきます。
出題傾向
工業簿記は原価計算と合わせて1時間30分で解答する必要があります。
商会と同様に、基本的に時間は余らないと思ってください。
出題傾向としては、最近は3題構成で、1~2問程度は理論(記述)問題、それ以外は計算問題、という構成が多いです。
問1は原価計算の組み合わせ問題が多いです。
部門別やロット別個別原価計算、等級別や工程別総合原価計算などです。
個別原価計算の場合は標準原価計算が絡んでいる場合もあります。
工原全体を通して、問1の問題量は少し重め~重めです。
問2は「これ」と指定するのが難しく、毎回違う論点がランダムで出題されています。
工原全体を通して、問2の問題量は普通~軽めです。
問3は軽めの計算の論点か、理論(記述)問題が出題されることが多いです。
過去問対策
原価計算組み合わせ(問1)
時々、過去問と同じような問題が出題されることがあるので、過去問対策は必須です。
原価計算自体、そんなに種類があるわけではないので、過去問を一通りマスターしておけば、問1については、8~9割くらいは完答可能と思います。
ただ、重めの問題が出題されたとき、最後の方の問題は、行きつかなかったり、難しくて解けなかったり、ということがあるかもしれませんが、他の受験生も大方同じような状況と思いますので、気にすることはないでしょう。
それよりも、解答できる問題を確実に正解することの方が、とても大事です。
また、部門別個別原価計算のような、解けるけどめっちゃ時間かかる問題も出題されることがありますので、正確さだけでなく、解答スピードも過去問を使って鍛えておきましょう。
ランダム問題(問2)
問2は工業簿記の中で対策が一番難しいです。
基本的には、予備校のテキストで網羅的に対策するのが一番有効でしょう。
とはいえ、同じような論点が問1で問われることがあるため、時間があれば、過去問も一通り見ておく(解いておく)と尚安心かと思います。
参考までに過去、以下の論点が出題されています。
・等級別総合原価計算と連産品の組み合わせ
・材料費の差異分析
・副産物
・パーシャルプランとシングルプランの勘定記入、費目別の差異分析
・非累加法(計算結果が累加法とは異なる)
・賃金勘定の作成
・仕訳(本社工場会計)
・標準原価計算における仕損費の処理
軽めの計算、論述(問3)
問3はボリュームが少ないため、過去問の多周回をオススメします。
最近は3題構成が多いので、軽めの計算の論点を潰しておく意味でも過去問対策は有効です。
特に、論述問題は確実に対策しておきましょう。
工原は商会と比べて記述させる論点が少ないので、同じような問題、または、問の切り口は違うけど、同じような解答になる(過去問の模範解答を引用できる)問題は、過去何度も出題されています。
会計学編でも記載しましたが、会計処理の根拠については様々な考え方があるため、模範解答の文章を覚えて(理解して)おくだけでも、色々な問題に応用できます。
第197回までは問2が論述問題であったり、問1や問2の途中、または最後の方の問題で、論述問題が出題されていることが多いので、そのような問題も含めて、論述問題は全て確認しておくことをオススメします。
「とにかく時間がないけど、何か対策したい!」、という方は論述問題だけでも手をつけておきましょう。
確実に何かしらの論述は出題されますし、過去問対策の時間もあまり取らないのでオススメです。
時間に余裕のある方であれば、予備校のテキストに載っている専門用語を、自分の言葉で説明できるか、を確認しておくのも効果的な対策です。
最近では、「〇〇(〇〇原価、〇〇費など)とは何か?」という問題が頻繁に出題されていますので、今後も単語の意味を聞く問題が出題される可能性は高いです。
まとめ
今回は工業簿記について紹介してきました。
以下に要点をまとめておきます。
原価計算組み合わせ(問1)
- 問題量は少し重め~重め
- 過去問対策は必須
- 重めの問題が出題されたときに、最後の方の問題は、行きつかなかったり、難しくて解けなかったりしても気にしない。
ランダム問題(問2)
- 問題量は普通〜軽め
- 過去問での対策は難しい。
- 予備校のテキストで網羅的に対策するのが一番有効。
軽めの計算、論述(問3)
- 過去問の多周回での対策がオススメ。
-
同じような問題、または、問の切り口は違うけど、同じような解答になる(過去問の模範解答を引用できる)問題は、過去何度も出題されている。
- 過去問題集に載っている論述問題は全て確認しておく。
- 専門用語を自分の言葉で説明できるか、確認しておくことも有効な対策。
閲覧いただきありがとうございます。
次回は最後、原価計算について紹介していきます!
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【会計学編】全経上級の過去問対策を効率よく進めるために
こんにちは、床の間 天です。
全経上級の対策として、過去問を、これでもかー!、というぐらい何周も(10周)解きまくり、試験に挑みました。
結果として、過去問対策が役に立った設問と役に立たなかった設問があります。
これからみなさんが効率よく過去問対策と傾向把握をしていくにあたり、この記事を参考にいただければと思います。
[留意点]
本記事では全経上級第185回~205回の過去問をベースに紹介します。
出題傾向については突如変更されることがある旨、ご留意ください。
今回は会計学について紹介していきます。
出題傾向
会計学は商業簿記と合わせて1時間30分で解答する必要があります。
商業簿記編でも書きましたが、基本的に時間は余らないと思ってください。
出題傾向としては、例年3題で出題されており、ほぼ理論(記述)問題です。
計算問題は、体感として10%未満でしょうか。
計算問題なし、オール理論(記述)問題の回も何回かあります。
問1は〇✕問題が10問出題されます。
問2は企業会計原則の抜粋からの出題が多いです。
問3は回によってマチマチですが、キャッシュフロー計算書(以下CF)か財務分析が問われることが多いように思います。
過去問対策
会計学はほぼ理論(記述)問題ということで、日商1級ダブル受験組もしっかり対策しておきましょう。
〇✕問題(問1)
時々、過去問と全く同じ問題が出ることもあるので、過去問対策は必須です。
✕の場合は、正しい文章を解答欄内に記述するので覚えると思いますが、解答が〇の文章であっても、文章を覚えて(理解して)おくと、問2や問3の記述で引用できる場合があります。
企業会計原則の抜粋(問2)
まず穴埋め問題が聞かれ、その後で、文章内に引かれた下線について、理由や問題点について聞かれるのが、オーソドックスな構成です。
正直、会計学の中では問2が一番対策が難しいと思います。
ほぼ毎回違う論点が抜粋されていますので、本気で取り組むなら企業会計原則を網羅的に勉強しておく必要があります。
しかし、多くの方はそのような時間が取れないと思いますので、過去出題された問題の模範解答や問1の文章を覚えて(理解して)おき、それらを引用しながら部分点狙いで解答しましょう。
会計処理の根拠については様々な考え方があるため、模範解答の文章を覚えて(理解して)おくだけでも、色々な問題に応用できます。
「そうは言ってもやはり対策しておきたい!」、という方はこちらの問題集をおススメします。
税理士 財務諸表論 理論答案の書き方 第6版 [ TAC株式会社(税理士講座) ]
税理士(財務諸表論)向けの問題集ですが、巻末(ワークブック)の企業会計原則は重宝しました。
どのような点で役立ったかをまとめておきます。参考にしてみてください。
①パーッと見ておくだけでも、頭の中が整理されたり、そうだったのか!、と気付かされることが多い。
②普段、機械的に計算処理するところがどのように文章化されているか、一読の価値あり。
③時々遭遇する、聞いたことがない、または聞いたことはあるけど、うまく説明できない専門用語を調べておき、説明できるようにしておくと、それをまた解答に引用できたりする。(例えば、低価法、クリーン・サープラス関係など)
③については、理論(記述)問題全般に言えることですが、自分の言葉で説明できる状態にしておくことはとても大事です。
CF、財務分析(問3)
CF(キャッシュフロー計算書)か、財務分析の問題が多いように思いますので、ここではこの2つに絞って紹介します。
※問2に引き続いて問3も企業会計原則から、穴埋めと記述が出題されることもありますが、その場合は基本的に問2と対策方法は同じです。
■CF
CFでは計算+記述が問われることが多いです。
過去問では色々なタイプのCFの問題が出題されているので、過去問での対策は必須と思います。
計算については、CF計算書を作成する場合もありますし、営業収入や仕入支出など、1項目の金額のみを解答する場合もあります。
項目名も併せて、CF計算書が作成できるようにしておきましょう。
記述については、CF計算書を作成させた上で、CFが大幅に減った理由を聞く問題や、利息と配当金の区分表示と根拠を聞く問題が過去出題されています。
ただ1点注意です。
最近だと、ほぼ直接法が問われていますが、間接法でも解答できるように予備校のテキストで演習しておきましょう。
過去問を当てにし過ぎると過去問以外の問題が出た時に、基本的な問題であっても、全く解答できなくなります。
この最たる例として、過去NPV(正味現在価値)を計算させる問題が出題され続けていたのですが、第203回でIRR(内部収益率)を計算させる問題が出題されました。
基本的な論点ですが、もし過去問重視で勉強していれば解けなかったと思います。
これは原価計算の科目の例ですが、全ての科目に当てはまります。
予備校のテキストで基本論点は押さえておきつつ、本記事を参考に、過去問での対策が有効な設問や論点については、過去問を使って対策していきましょう。
■財務分析
財務分析は日商1級の範囲外なので、ダブル受験組も過去問を使って対策しておきましょう。
財務分析も計算+記述が問われることが多いです。
計算については、言うまでもなく、財務分析指標を計算させる問題が出題されます。
記述については、財務分析指標を計算させたうえで、その指標の意味や問題点、その問題点を補う指標は何か、等について過去出題されています。
まずは過去問を使っての対策が最低限必要です。
そのうえで、過去問で扱われていない財務分析指標の計算方法、意味、財務分析指標同士の関連性を、予備校のテキストなどで押さえておくといいでしょう。
しかしながら、財務分析は中々奥が深く、予備校のテキストでは概念上の指標の意味や計算方法についての説明はあれど、実際の使われ方については詳細に記載されていないことが多いのではないかと思います。
もし予備校のテキストよりも深く財務分析指標を理解したい方は、こちらのUdemy講座がオススメです。
【図解でスッキリ!】いちばんわかりやすい「財務分析指標」マスター講座
試験でも問われやすい回転率、ROA、ROEについて深く学ぶことができます。
Udemy は完全買い切り、ダウンロード後はネット環境なしでも視聴可能なため、通勤時(徒歩含む)に重宝しています。
基本セール中にしか購入しませんが、セールは毎月のように実施されています。
ご興味ありましたら他の講座も探してみてください。
まとめ
今回は会計学について紹介してきました。
以下に要点をまとめておきます。
各問共通
・自分の言葉で説明できる状態にしておく。
・予備校のテキストで基本論点を押さえた上で、過去問での対策が有効な設問や論点については、過去問を使って対策する。
◯×問題(問1)
・過去問対策は必須。
・解答が○の文章は、文章を覚えて(理解して)おくと、問2や問3の記述で引用できる。
企業会計原則の抜粋(問2)
・会計学の中では問2が一番対策が難しい。
・過去出題された問題の模範解答や問1の文章を覚えて(理解して)おき、それらを引用しながら部分点を狙う。
・きっちり対策するなら税理士財務諸表論の問題集がオススメ。
CF、財務分析(問3)
■CF
・過去問対策は必須。
・項目名も併せて、CF計算書が作成できるようにしておく。
・直接法だけでなく、間接法も対策しておく。
■財務分析
・過去問対策が最低限必要。
・過去問で扱われていない財務分析指標の計算方法、意味、財務分析指標同士の関連性は予備校のテキストで対策しておく。
・予備校のテキストよりも深く学びたい場合は、Udemyの講座などを利用する。
閲覧いただきありがとうございます。
次回は工業簿記について紹介していきます!
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【商業簿記編】全経上級の過去問対策を効率よく進めるために
こんにちは、床の間 天です。
全経上級の対策として、過去問を、これでもかー!、というぐらい何周も(10周)解きまくり、試験に挑みました。
結果として、過去問対策が役に立った設問と役に立たなかった設問があります。
これからみなさんが効率よく過去問対策と傾向把握をしていくにあたり、この記事を参考にいただければと思います。
[留意点]
本記事では全経上級第185回~205回の過去問をベースに紹介します。
出題傾向については突如変更されることがある旨、ご留意ください。
今回は商業簿記について紹介していきます。
出題傾向
商業簿記は会計学と合わせて1時間30分で解答する必要があります。
基本的に時間は余らないと思ってください。
出題傾向としては、例年、2題、または3題で出題されており、
問1/問2が仕訳問題、問2/問3が財務諸表を作成する総合問題で出題されることが多いです。
過去問対策
仕訳問題(問1/問2)
すべての科目の設問の中で、一番、過去問での対策効果が薄いです。
超大事なことなので、もう1度言います。
商業簿記の問1/問2(仕訳問題)は、すべての科目の設問の中で、一番、過去問対策効果が薄いです。
過去問を周回する際には、「ふ~ん、こんな問題が出てるのかぁ~」くらいに留めておき、優先度を下げていいでしょう。もちろん解けるに越したことはないですが。。。
なぜ、対策効果が薄いかというと、毎年ほぼ違う論点が出題されており、知ってれば解けるが、知らなければ手も足も出ないという問題も多々あるからです。
解けそうな問題は確実に解いて、あとは知らなければ無視が定石でしょう。
過去問対策においても、もちろん本試験においても、必要以上に問1/問2(仕訳問題)を深追いすると確実に時間が無くなります。
僕は過去問対策時、「完璧に解けるまでやるぞ〜!」、と深追いして時間を結構使いました。そして、本試験には出ませんでした( ノД`)
参考までに過去、以下の論点が出題されています。
・ファイナンスリース 貸手側の処理
・会社の清算処理
・減価償却 キャッチアップ法からプロスぺクティブ法への修正
・セール・アンド・リースバック取引の処理
・資産除去債務 見積修正
・連結修正、連結精算表の作成(税効果あり)
・事業分離
上4つは初見で中々解けないと思いますので、解けそうな問題だけ解く、でいいと思います。
一方で、下4つのような基本的な論点も出題されていますが、過去問よりも予備校のテキストを使って基本論点を網羅的に対策していく方が有効と思います。
頻度は低いですが、第193回の資産除去債務や、第201回の連結精算表のような、解けるけどめっちゃ時間かかる問題が出題されるパターンもあります。
総合問題(問2/問3)
仕訳問題とは打って変わって、総合問題については過去問の多周回をおススメします。
多周回することで、スピードと正確さを鍛えましょう。
全経上級は基本的に時間が余りません。
その中で、取れるべきところを如何に確実に取るか、が合否の分け目になります。
(税理士試験との相性がいいと言われている所以です)
スピードと正確さ、双方を持っていないと厳しい戦いになります。
その練習として、総合問題はうってつけなのです。
総合問題の難易度はどの回においても高くなく、大体、日商簿記2級か、2級+αくらいの難易度の問題が多いです。
しかも、過去何度も同じ問題が出ています。
中には問題文の数値を転記するだけの問題もあったりします。
過去問の総合問題は、全て、正確に素早く解ける状態にしておくのが望ましいでしょう。
まとめ
今回は商業簿記について紹介してきました。
以下に要点をまとめておきます。
仕訳問題(問1/問2)
- 過去問の対策効果が薄い。
- 過去問よりも予備校のテキストを使って基本論点を網羅的に対策することが有効
- 解けそうな問題だけ解いて、知らなければ無視
総合問題(問2/問3)
- 過去問の多周回が有効
- 難易度は高くない
- 過去問の総合問題は全て、正確に素早く解ける状態にしておくのが望ましい
閲覧いただきありがとうございます。
次回は会計学について紹介していきます!
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【徹底解説】全経簿記上級の過去問対策はどれくらい有効か?
こんにちは、床の間 天です。
全経上級の対策として、過去問を、これでもかー!、というぐらい何周も(10周)解きまくり、試験に挑みました。
結果として、過去問対策が役に立った設問と役に立たなかった設問があります。
これからみなさんが効率よく過去問対策と傾向把握をしていくにあたり、この記事を参考にいただければと思います。
[留意点]
本記事では全経上級第185回~205回の過去問をベースに紹介します。
出題傾向については突如変更されることがある旨、ご留意ください。
最初に、大まかに過去問対策の有効性を把握してもらうために、以下の疑問に答えたいと思います。参考にしてみてください。
なお、別記事において、各科目での過去問の有効性を解説しています。
お急ぎの方はそちらを参考にしてみてください。
【疑問①】そもそも過去問対策だけで全経上級って受かるの?
結論としては、ちょっと難しいかな、という印象です。
過去問対策重視で本試験に挑んだ場合、体感で55~70%くらいが得点範囲かと思います。
本試験の問題が過去問とのラップが多いような、超ラッキーな回に当たると合格できるかも、といった感じですかね。
基本的には、「日商簿記1級の基本論点が解ける計算力」+「全経上級の頻出論点が解ける解答力(対応力)」が必要と思ってください。両者が揃って合格圏内です。
「日商簿記1級の基本論点が解ける計算力」については各予備校のテキストにお任せするとして、本記事では数回に渡り、「全経上級の頻出論点が解ける解答力(対応力)」を効率よく身につけるための事前知識を紹介したいと思います。
【疑問②】日商簿記1級の基本論点が解ける計算力があれば受かる?
結論として、こちらも少し心許ないと思います。
日商簿記1級にあまりない特徴として、全経上級は理論(記述)問題がよく出題されます。
例えば、なぜそのように処理するのか、〇〇について説明しなさい、その処理の問題点は何か、その問題点を改善する処理を答えなさい、等々ですね。
難しい計算ができても、本質的な理解が疎かになっていると、全経上級の理論問題は解けません。
しかし、理論(記述)問題は過去問を使っての対策が大いに効果を発揮します。
理論問題については、過去問対策で、体感として70〜80%くらいはカバーできるでしょう。
まとめ
全経上級の過去問対策の有効性について、大まかなイメージが掴めたでしょうか?
本記事のポイントをまとめておきます。
- 全経上級の合格には、「日商簿記1級の基本論点が解ける計算力」と「全経上級の頻出論点が解ける解答力(対応力)」が必要。
- 全経上級の理論(記述)問題は過去問を使っての対策が大いに有効。
長くなりますので、今回は一旦ここで切りまして、次回からは科目ごとの傾向や、過去問対策の有効性を解説していきたいと思います。
閲覧いただきありがとうございます!
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【日商簿記2級】1年かかって合格できた話
2021年2月に簿記2級のネット試験を受験し、合格しました。
合格はしましたが、合格するまでに約1年かかりました。。。
ネットで「簿記2級 勉強時間」と調べると、"○週間で1発合格!"、や、"知識ゼロから独学○ヶ月で合格"、など、華々しいタイトルが表示されます。
素直にすごいと思いますし、尊敬しますし、うらやましい限りです。
ただ、世の中そんな人ばかりではありません!!!
もし、合格までの期間にプレッシャーを感じておられる方、何度も試験に落ちて、「もう勉強辞めようかな」、「向いてないんだろうな」と諦めかけている方がいれば、ぜひこの記事で少しでも気持ちが楽になれば幸いです!
当時の状況
当時の僕の状況を書いておきます。
・会社員(会計関係ない業界)
・既婚
・独学
・勉強時間は1日平均1~2時間程度
・日商簿記3級取得済み
簿記3級取得済みなのに、2級合格までに1年かかりました。。。
世の中こんな人もいます!でも毎日精一杯生きてます!
合格するまでのスケジュール
・2019/11 日商簿記3級合格
・2020/01 FP2級 学科合格
・2020/06 第155回日商簿記2級 コロナで中止
・2020/11 第156回日商簿記2級 不合格
・2021/01 FP2級 実技合格
・2021/02 日商簿記2級ネット試験 合格
途中で気分転換のFPが含まれていますが、コロナで中止やら、不合格やらがあり、最終的にネット試験で合格に至っています。
日商簿記3級の合格から単純計算すると15か月かかってますね。。。
再度書きますが、世の中こんな人もいます!
注意しておくべきこと
ここからは合格に1年かかったからこそ、分かったこと、考えたことを述べていきます。
まず、注意しておくべきことです。
簿記2級程度の知識やスキルは十分身に付いているのに、中々合格できないことがあります。
その原因は統一試験かもしれません。
統一試験とは、受験生が1箇所に集まって受験するペーパー試験のことです。
ネット試験に抵抗がなければ、現状はネット試験を選択する方がいいでしょう。
統一試験の主な注意点を挙げておきます。
・難易度(合格率)の変動が激しい
・年3回しか実施されない
・中止される可能性がある
項目各々の詳細については
【簿記2級】統一試験(ペーパー)かネット試験か 受けるべきなのは? それぞれの特徴を比較紹介! - 独学で簿記を勉強する人のためのブログ
に記載しています。ご参考に。
僕の場合、第156回統一試験に落ちてから、ネット試験に切り替えました。
当時はネット試験の導入初期で色々不安もありましたが、結果的には合格に至り、ネット試験に切り替えて正解でした!
第157回統一試験は合格率8.7%で、もしリベンジしてたら確実に落ちてましたね。
(これ合格するのどんな層やねん)
いつ受験するべきか
もし、あなたの簿記2級を勉強する理由が、試験の合格のためではなく、簿記2級程度の知識やスキルを身に付けること、であれば、いつ受験すればいいでしょうか?
勉強期間として、いつ区切りをつければいいでしょうか?
私見を述べさせてもらえば、「もうやることが無くなった!」、「不安要素がない。どこが出題されても解ける自信がある!」、「俺(私)が落ちたら、みんな落ちる!」、くらいの自信が付いた状態の時だと思います。
簿記2級の勉強について、もうやることが無い訳ですから、それ以上勉強する必要もありませんね。
ここまでやれたら、ネット試験では確実に合格できるレベルです。
具体的な勉強方法については
【独学で合格できました!】簿記2級ネット試験の対策を紹介 - 独学で簿記を勉強する人のためのブログ
に記載しています。ご参考に。
一番大事なこと
最後に一番大事なことを書いておきたいと思います。
そもそも、簿記2級は何のために勉強していますか?
合格証書のためですか?
多くの方は、そうではないはずです。
合格は手段であって、その目的は、簿記2級程度の知識やスキルを身に付けることのはずです。
もし、就職、転職活動や社内ランクアップに簿記2級の取得が必要であったとしても、その本質は簿記2級程度の知識やスキルを持っているか、ですよね。
そうだとすれば、簿記2級程度の知識やスキルが身に付いていない状態でまぐれ合格しても、その合格は目的に沿ったものではありません。
完全に目的と手段が入れ替わっています。
何のために勉強しているのか?、を自分の中で再認識しておきましょう。
知識/スキルの獲得なのか、合格なのか、それによって取るべき戦略が変わってきます。
[注記]
一応齟齬のないように注記しておきますが、短期間合格を批判しているわけではありません。
短期間合格は、僕には到底できないことなので、とやかく言う資格はありません。冒頭でも書きましたが、素直にすごいと思います。
ここで言いたいのは、知識やスキルの取得が目的なのに、もし焦って合格できずに自己嫌悪になっている方がいれば、一番大事なことは何かを、今一度再確認してほしい、ということです。
さいごに
僕は人より、物事の習得に時間がかかり、要領が悪いです。
そのことには、もう随分前から気付いていました。
だから、ゆっくり時間をかけて、腰を据えて、納得するまで、理解できるまで、一つ一つ着実に取得していく、という戦略を取りました。
「短期間で効率よく合格」という戦略は、取りたくても取れないのです。
人それぞれ、十人十色、僕みたいな勉強方法も、世の中にはあってしかるべきと思います。
諦めずにコツコツ努力すれば、結果は後から付いてきます!
あなたの努力が実ることを陰ながら応援しています。
最後までご閲覧いただきありがとうございます。
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【全経簿記上級】勉強時間を短縮できる正しい勉強方法とは?【失敗談と成功談を公開】
わんばんこんちにわ、床の間 天です。
全経上級はとてもおススメの資格です。
しかし!、全経上級の情報、少なすぎません?
こんなにいい資格なのに・・・。
勉強を始めた当初、同じようにネット上にあまり情報がなく、どのように学習を進めたものか困っていました。
結果、間違った方法で学習を進めてしまい、無駄な時間を過ごしてしまいました。
みなさんにはもっと効率的に、正しい方法で学習を進めてほしい!、僕と同じ過ちを犯してほしくない!、あと、全経上級の情報少なすぎィィ!、そんな思いで筆を執りました。
みなさんのお力添えができれば嬉しく思います。
結論
忙しい方のために結論から書きます。
スクールを活用しましょう!
全経上級のコースは、ネットスクールがおススメです!
インプット時間をおおよそ50時間程度に短縮できます!
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勉強時間の目安と短縮のポイント
では、具体的な内容に入っていきます。
全経上級に必要と言われている勉強時間と勉強の進め方のポイントを見ていきましょう。
標準的な勉強時間
全経上級の合格に必要な勉強時間は、日商2級レベルの方だと、600~700時間程度のようです。
ただ、勉強方法を誤ってしまうと、それ以上の莫大な時間が必要になってしまいます。
逆に、正しい方法で学習すれば、必要な勉強時間はもっと減らせるでしょう。
勉強時間短縮のポイント
勉強時間短縮のポイントは、インプット時間です!
如何に効率的に、漏れなくインプットできるか、が大切です。
そして、残りの時間を全てアウトプット時間に回すのです。
インプット時間を最小に、アウトプット時間を最大に
全経上級はアウトプット時間をどれくらい稼いだか、が合否の分かれ目になります。
つまり、アウトプット時間と点数が比例しやすい、ということですね。
上述の通り、基本的な戦略としては、インプット時間を極力減らして、あとは試験前日までひたすらアウトプット時間とすることが正攻法になります。
インプット時間を最小化するには?
ここまで読んできて、もうお分かりかと思いますが、インプット時間を最小化するには、スクールの活用が必須になります。
つまり、お金で時間を買う、という考え方ですね。
スクールを活用すると、インプット時間をおおよそ1/3以下にすることができます。
この、おおよそ1/3以下というのは僕の実際の経験に基づいた数値です。
次からは失敗談と成功談を交えて、スクール活用をおススメする経緯をお伝えします。
失敗談と成功談
インプット時間について、僕が実際に経験した失敗談と成功談を書いていきます。
もちろんみなさんには成功談を参考に学習を進めてほしいです。
失敗談
事の発端
第156回(2020/6)向けに簿記2級を学習していましたが、試験がコロナの影響で中止となりました。
せっかく試験に向けてスパートをかけてきたのに肩透かしになってしまい、かといって、すぐに再燃する気も起きなかったので、軽い気持ちで、「1級の範囲でもやってみるか」、ということで1級のテキストを買ってきました。
それが大きな間違いだったことも知らずに・・・。
学習時間
テキストは商簿、会計、工簿、原計で計4冊ありました。
「1級は範囲が広いなあ」、「1個1個の論点が重くて時間がかかるなあ」、と思いながら、毎日1.5~2時間くらいを3か月間、計150時間くらいは勉強していたと思います。
進め方としては、テキストを読む、解説を見ながら練習問題を解く、という方法をとっていました。
「そんなもんか~、さすが1級ともなると難しいなあ~」と思いながら、テキストを何周かしていました。
しかし、何周やっても解けません。
全く理解できていなかったことが分かったのは、後になってからでした。
学習の効果
そんなこんなで、そろそろ11月の試験が近づいてきたということで、2級の勉強に戻りました。
1級の学習効果で2級の問題が前よりもスラスラ解けるようになった!、ということは全くなく、強いて挙げれば、空白期間に簿記を忘れなかったことくらいでしょうか。
この期間に学んだことといえば、日商1級や全経上級の独学は、時間対効果が超低い、ということです。
まあ、本格的に1級や全経上級の勉強を始める前に分かったから良かったんでしょうけど、3か月無駄にした事実は変わりません。
成功談
スクールへ申し込み
結局ネット試験で簿記2級に合格しました。
日商1級の前に全経上級を受けることは決めていましたので、全経上級のオンラインスクールを探すことにしました。
探してみると、1社くらいしかないんですよね。
全経上級の専門コースを設けているのは、大きいところで言うとネットスクールくらいです。
他スクールは日商1級とセットになっていたり、対策コースのみだったり。
選択肢があまりなかったので、迷わずネットスクールの全経上級標準コースに申し込みました。
↓ネットスクールの全経上級標準コースはこちらから↓
学習時間
さすがスクールです。
始めてみると、独学の時と比べて時間対効果が全く違います!
スクールを活用した場合のインプット時間は大体50~60時間、独学時のおおよそ1/3まで短縮できました!
学習の効果
理解を伴ったインプットができているか、という点においても、スクール活用時と独学時とでは大きく異なります。
ネットスクールでは、本質を理解させるような講義になっており、1つ1つの単元において、掘り下げた内容まで話してもらえます。
独学で勉強していた頃は、単に覚えるような勉強方法になっていました。仮に本質まで学ぼうとしていれば、莫大な時間がかかっていたでしょう。
スクールでは、短時間で、整理された情報を、さらに本質まで掘り下げて話してもらえる訳ですから、独学でのインプットと比べて、「質」という点において、まさに天と地ほどの差があります!
また、アウトプットに移行するときも、スクールでインプットしておけば、本質まで理解できているため、スムーズに移行できます。
一方で、独学の場合は、インプットの質が低いため、アウトプットに移行するときも、再度インプットから始めなければなりません。
これは大きな時間のロスです。
短時間で、質の高いインプットが得られる、これがスクール活用の重要なメリットの1つでしょう。
みなさんには最初からスクールを活用した学習を、絶対におススメします!
まとめ
日商1級や全経上級の学習は絶対にスクールを活用すべきです!
スクールを活用した場合、インプット時間を最低限にまで減らすことができます。
もちろん授業料はかかりますが、独学で無駄にしてしまう機会損失を考えると、むしろスクールを活用した方がコスパはいいです。
全経上級でスクールを活用する場合は、ネットスクールがおススメです!
正しい方法で、効率的に学習を進めて、合格を勝ち取ってください!
あなたの努力が実ることを陰ながら応援しています。
最後までご閲覧いただきありがとうございます。
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【独学で合格できました!】簿記2級ネット試験の対策を紹介
こんにちは、床の間 天です。
僕は2021年2月に日商簿記2級ネット試験に合格しました。
ネット試験に向けて、色々な問題集やテキストに手を出したものの、結局やりこんだのはこの2冊だけでした。
・日商簿記ズバリ!2級的中完全予想模試 (ネットスクール)
・あてるTAC直前予想模試 日商簿記2級 (TAC)
今回は僕が実際に独学で合格した方法に基づいて、それぞれの特徴や使い方、注意点を紹介していきたいと思います。
おことわり
まず最初に、おことわらねばなりません。
日商簿記ズバリ!2級的中完全予想模試 (ネットスクール)は2021年度は刊行されず、その代わり、ペーパー試験/ネット試験両方の本試験対策演習用として『日商簿記検定2級 模擬試験問題集【2021年度版】』が刊行されているようです。
※詳細はネットスクールのHPをご確認ください。
ここでは、"ズバリ!2級的中完全予想模試" を "日商簿記検定2級模擬試験問題集" に置き換えて説明していきいます。
それぞれの模擬問題集の特徴
日商簿記検定2級 模擬問題集(ネットスクール)
難易度(易→難): ★★★☆☆
収録回数(少→多): ★★★★★
値段(高→安): ★★★★★
ひねりはないが、本質が理解できていないと解けない問題で構成されています。
実際のネット試験の難易度は、この模擬問題集の難易度に近いと思います。
ただし、この模擬問題集で70点取れたからと言って、ネット試験を確実に合格できる実力にはまだ足りません。
そこでTACの模擬問題集の出番です。
あてるTAC直前予想模試 日商簿記2級(TAC)
難易度(易→難): ★★★★★
収録回数(少→多): ★★★☆☆
値段(高→安): ★★★☆☆
難易度が高めに設定されています。
応用的な内容も織り込まれており、基礎知識を身に付けていても中々解けない問題構成になっています。
それぞれの模擬問題集の使い方
2つの問題集は下記の順番で使っていきます。
たったの3ステップで、図にするとこんなイメージです。
本試験で取れるであろう、おおよその点数も記載していますので、目安にしてみてください。
①"日商簿記検定2級模擬問題集" をやり込む(70点以上)
まず、ネットスクールの模擬問題集から取り組みます。
いきなりTACから始めるのはおすすめしません!
上述の通り、TACは難易度が高めに設定されているため、基礎がある程度固まってから取り組まないと、自信喪失し受験を諦める可能性すらあります。
まずは素直にスタンダードレベルで構成されているネットスクールの模擬問題集で基礎を固めていきましょう。
「出題と傾向」と「模擬試験8回分」で構成されていますが、「出題と傾向」は飛ばして、いきなり模擬試験から解き始めていいでしょう。
8回分も模擬試験が収録されていますので、全ての回で安定して70点以上取れるようになれば、かなりの実力がついている証拠です。
②"あてるTAC直前予想模試 日商簿記2級" をやり込む(70点以上)
ここまできて、やっとTACの登場です。
「そのままネットスクールの模擬問題集を80点、90点取れるまで繰り返しやりこんだ方がいいのでは?」とか、「TACは実際の試験より難易度お高いんでしょ?やる必要ある?」と思う方もいるでしょう。
あえてTACを登場させる理由は2つあります。
■自身のレベルをもう1段階上げる
この時点であなたはすでに合格圏内とは思いますが、まだ確実に合格できる実力ではありません。
確実に合格を勝ち取りたいのであれば、さらに自身のレベルをもう1段階、2段階上げる必要があります。
■新鮮な問題に触れてモチベーションを取り戻す
ネットスクールの模擬問題集を繰り返し解き続けたあなたは、毎日毎日同じ問題ばかり解き続け、モチベーションが落ち気味になっているでしょう。
何度も同じ問題を解いていると、答えを覚えてしまって、問題を解くのではなく、ただ答えを書く作業になりがちですよね。
ここで一旦TACに移ることで、新鮮な問題に触れて緊張感を取り戻す、また、初見で問題が解けることで、自身の努力が着実に実っていることを実感することができ、モチベーションを取り戻すことができます。
このような理由で2冊目(TAC)を薦めていたりもします。
こちらは全4回分(第158回向けの場合)ですが、全ての回で安定して70点以上取れるようになれば、もう試験当日はどんな問題が来ても落ち着いて取り組めるようになります。
③交互に繰り返しやり込む(90点以上)
ここまできたあなたは、もう既に知識レベルでは十分合格圏内です。
しかし、試験で問われるのは知識だけなく、解答スピードや正確性なども併せて備わっている必要があります。
この段階では、実際に時間を計って、時間内で正確に解いていくことに重きを置きます。
実は、ステップ1~3で一番大変なのはステップ1で、ステップ3まで来ると、実力も自信も付いてきて気持ちがとても楽になります。
ここまでくると、あともう1歩ですので、ぜひ最後まで頑張ってほしいです。
すべての回で安定して90点以上取れるようになるまで、ネットスクール→TAC→ネットスクール→TAC→・・・、と何度も何度も "交互に" 繰り返し解き続けましょう。
「交互に解く」というのがとても重要です。
上述していますが、続けて何周も同じ問題集ばかり解いていると、モチベーションがだんだん下がってきますので。
また、解きなれた問題であっても、すべての回で満点取るのはとても難しいです。
やってみると分かるかと思いますが、満点を目指すというのは、試験とはあまり関係ない能力を磨くことになり、時間の無駄です。各回90点以上取れていれば十分です。
すべての回で安定して90点以上取れるようになれれば、いつ試験を受けに行っても、80点以上は取れる実力になっているでしょう。
過去問を解く必要はあるか?
最後に、統一試験の過去問について触れておきます。
ネット試験の対策という観点からは、過去問を解く必要は全くありません。
2020年度以前の統一試験と、ネット試験では、解答時間も出題形式も違います。
さらに、最近の統一試験(第156回,157回)は、受験者が裸足で逃げ出すほど(比喩です)のナイトメア級の難易度となっており、ネット試験の対策にはあまり使えないでしょう。
気分転換の腕試しで解いてみてもいいとは思いますが、深手を負う前にそっ閉じしましょう。
おトク情報
ネットスクールの模擬問題集はこちら↓から注文されると、10%OFFで問題集を購入できます。
この機会に是非ご利用ください。
さいごに
ネット試験を受けようか悩んでいる方、力及ばず1度落ちてしまった方、実力が伸び悩んでいる方、自分のやり方に自信が持てない方、今回紹介した方法で是非、合格を勝ち取ってください!
あなたの努力が実ることを陰ながら応援しています。
最後までご閲覧いただきありがとうございます。
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